カブトムシにもてても…

例によって、また夜の散歩をしている。
きょうは、1時間半ぐらい。
レッスン場所から自宅の最寄り駅までを歩いた。
暑いっ!

道々、考えごとや暗譜がはかどるし、
適度に視覚的刺激もあるから、
足が痛くない限りは、暑くても歩くのが好きだ。

~~~歩いて暗譜がはかどる??
と思われるかもしれませんが、
暗譜や音楽の構成などは、
弾いているときだけではなく、
頭の中で音を鳴らし、楽譜や鍵盤の残像を見、
手や腕の筋肉の緊張などによっても進展するのです。
言葉で言うより、もうちょっと複雑な構造ですが、
歩いているときや、うたた寝している時なども、
大事な音楽の時間になり得るのです~~~

てくてく歩いて、もうあと1分もすれば自宅、
というときに、
私より8mぐらい前を歩いていた女性が、
「きゃあ」っと小さな悲鳴を上げた。
何事!?と思って見やると、
なにやら道路の上にちーいさな黒い物体があり、
それをよけようとして、ふらついている。
しかし、小さな物体だから、
よけたあとはまた平然と歩いて行ってしまった。
「どうせ、ごきぶりでしょ」
ぐらいに思ってその物体のある所にさしかかると、
それはなんと!立派なカブトムシ!
手を出すと、勢いよく登ってきた。
ピカピカ光って強そうである。
「よし!連れて帰ろう」。相手は昆虫だから、
飛び去りたければ自由に飛んでしまうだろう。
けれど、予想に反しておとなしいカブトムシを
指にからめたまま帰宅。
紙の箱で急ごしらえの虫かご (虫箱) をつくり、
一晩飼ってあげることにした。

しばらく箱の中で遊ばせていたカブトムシ、
ちょっと私も遊んでみるか、ということで、
箱からだして指に乗せた。
す、すると、い、いきなり、カブトムシ君は
体を震わせて触覚をものすごい勢いで振り回し始めた。
体を曲げて丸めている。
なんだか痙攣しているみたい…。
『怖がっているのかな、箱にもどしてやろう』と
指からはがそうと引っ張った、そのとき!
「イタタタ」……そして見てしまった……

私の「単なる指」を相手に、彼は一生懸命
次世代を作る努力をしていたのだった……。
何を勘違いしているのか!
そんなことでは君の子孫は残せないぞ!
それとも、よっぽど私の指がいい匂いでもしていたかな?

更に、そのしがみつき方の強力なこと!
痛い痛い。口でも足でも、もちろんその努力の器官でも、
とにかくしがみついたら離さない。
相手がカブトムシとは言え、ちょっと怖かったぁ。

ということで、人間にはさっぱりモテナイのに、
カブトムシには一目ぼれされてしまった今夜、
あまりのショックに暗譜のほうが飛んで行ってしまった
…かもしれない。

念のために言いますが、
このブログは、音楽の話題で綴るのが、
本来の姿ですよ!






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この記事へのコメント

おおぐま
2010年08月10日 22:52
11年前、コンクールの曲の暗譜をより確実なものにする場は、電車の中でした。
まず、楽譜を見ずに、頭の中で楽器を弾くイメージをする。それができたら、指使いなどは考えずに音だけをイメージする。
大事なトレーニングでした。
山川
2010年08月12日 09:45
真っ当なコメントありがとうございます。
電車の中でしたか。
様々な人が乗り降りする電車の中で集中できれば、
会場でも大丈夫そうですね。
それで、コンクールも成功したのですね。
やはり、楽器と共に練習する時間と、
楽器に触れずに考える時間、その両方が
必要ですよね。

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