お久しぶりです

ジメジメっとした暑さですねぇ。
毎日汗だくです。
こんなときはエアコンをがんがんかけて、家で練習!といきたいところだけれど、
そうもいかずに結構、あちこち出かけています。

先日のジルバーマンピアノとワルターピアノの2台4手の演奏、
おそらくこの組み合わせでのモーツァルトの2台のためのソナタは前代未聞でしょう。
音のバランスと、音場の構成が、それぞれの楽器で違うので、
難しい部分もありましたけど、まあまあそれぞれの楽器としても、
組み合わせとしても楽しめたかなと思います。

演奏者側の話しですが、
当日はものすごい暑さ!
そして会場のクーラーが効きまくりで、
ジルバーマンは気温差にかなり影響されて、頻繁に調律を直さないといけない状態でした。
ワルターも、ぎりぎりでしたが、さすがに20年も経つ楽器は貫禄で、危なかったけれど直さずに弾き通せました。
実は、Ⅲ楽章に入るときに2音ほど調律が気になる音があったので、直そうかと思ったら、
通称「ちっこい三角フェルト」と呼んでいる調律道具が、チューニングピンの隙間に入ってなくて、普通サイズの「三角フェルト」が準備されていたので、調律をあきらめました。
普通サイズのでもできなくないのですが、「ちっこい」やつじゃないと時間がかかってしまうのです。この「ちっこい」のも、もう20年調律に活躍してきたので、真っ黒に汚れていますが、
こいつじゃなくじゃだめなのよ!的な価値のある愛すべき大切な道具なのです。

私はこの曲のためにコンサートの後半だけ演奏したのですが、
会場のクーラーがワルターピアノの鍵盤に直接あたっていて、手をのせたら
冷や~~っとしていました。Ⅱ楽章からは、ジルバーマンピアノを調律しているあいだに
私は手のひらでワルターの鍵盤を暖めるということをやっていました。
ちょっとかっこ悪かったかな?

その後、私はモダンピアノを10日間弾きまくって、昨日本番が終わり、
今度はいよいよ「ベートーヴェンも愛したブロードウッド」に的を絞ります。
とは言え、オルガンもチェンバロもワルターピアノも、
リハーサルなどで演奏する機会などがありますので、《それだけ》という楽器の弾き方ではないのですが…。勉強しなくてはならないことも多くて、気持ちだけが焦りつつ、昼寝をしてしまったり(笑)、思うようにはいかないけれど、こつこつとやっていきたいです。

9月4日(土)に演奏するこのブロードウッドのピアノ。だんだん鳴ってきましたし、なんとも美しい音色が聞こえるときがあって、夢が膨らみます。
形やペダル位置も、今のピアノとは違うので、見るだけでも価値があるかもしれません。
多くの方に、この楽器の存在を知っていただき、この音で聴く楽しみを味わってもらえたらと思います。

さて、武久氏はまた二週間もの西国紀行に出ています。
8月1日までは奈良、翌日に福山の延広教会、3日、4日に尾道の中田美術館、
5日、7日あたりは松山です。

きっと暑いし、連日だし、私は同行していないし、大変なんだろうと思いますが、
頑張っていらっしゃると思います。

私は鬼(怒られるかな?)の居ぬ間にホッと……なんかしてられないけど、
まあ少しは夏休みバージョン【完璧24時間体制でいつもよりハードに自分の音楽に没頭できる】に入っています。でも睡眠はたっぷりとっていますからご心配なく。
皆様も体調にはどうぞお気をつけてくださいね。



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この記事へのコメント

ABE
2010年08月05日 01:08
奈良初日行ってきました。
盆地なのでとんでもなく暑かったですが、すごく小さなサロンでじっくり聴けました。
ラモーが印象に残っています。
山川
2010年08月05日 23:31
ABE様
柏(でしたっけ?)のABEさんが奈良へ!
武久氏からは「千葉からいらした人もいた」としか聞いていなかったのですが、
ABEさんのことだったのですね。
暑かったことでしょう。
遠くまでありがとうございます。
うぉーろっく
2010年08月06日 18:03
武久チクルス・3DAYS(4回連続コンサート!)が、心地良さそうな小スペース(観客は20~30人ほど) で行われると聞いては、いてもたってもいられず、後先を考えずに私も遠征してきました。

ジルバーマン・ピアノに親子ヴァージナル、そしてジャーマン・チェンバロの3台を縦横に駆使してソロ演奏はもちろん、更に山口眞理子さんのヴァィオリン・鍵盤演奏とのさまざまな組み合わせのデュオも大いに楽しませて貰いました。

詳しくは別にレポートさせて頂きたいと思っていますが、この瀟洒な会場で聴く各楽器の音がまず鮮烈に美しかった!!そしてデュオ演奏はまた別格の楽しさで熱く盛り上がりました。

全4回、もちろん完全に別プログラムでルネサンス音楽~バッハからモーツアルト、イギリス音楽、そして武久さんの最新の自作曲まで実にバラエティーに曲目がずらり。2日目の昼のコンサートでは、お二人によるアイリッシュ・トラッドもたっぷり聴けるという個人的に嬉しすぎるサプライズもあり、ホントに至福の3日間でした。武久さんの音楽宇宙からすればこれでもまだほんの一部とは言え、ボリューム的にも近年稀に見る企画と思いつつ「武久音楽最前線」に浸りきりました。

この会場では秋にも更にサプライズなグループでの演奏の企画があるそうで、今からワクワクしています。
ABE
2010年08月10日 07:26
実は就職するまで奈良に住んでいたのです。その後実家は京都に越したのですが、父を連れての参加でした。
山川
2010年08月12日 09:51
うぉーろっく様

暑い中を遠い所までありがとうございました。
楽器の引越し公演のようで大変でした。
今後ともよろしくお願いいたします。


ABE様
そうでしたか。
また東京でもよろしくお願いいたします。

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