鍵盤楽器奏者・武久源造と山川節子の活動記

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help リーダーに追加 RSS 武久氏の楽譜(その2)

<<   作成日時 : 2008/01/12 00:50   >>

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先日来のタヌキは、あれから姿は一度もみていませんが、
我が家の猫の額ほども無い!!小さな庭に入りこんだらしく
朝になると集めた木の葉がちらばっていたり、土が掘られていたり。
イタズラが過ぎなければいいのですが…。
さて、武久氏の楽譜のハナシをつづけましょう。

先日は数々の点字楽譜はイギリスの点訳団体から買っていること、
そして楽譜がないものは自分で作ったり暗譜したりしていることなどを
書きました。
そのイギリスの点字楽譜なのですが、元の版があるらしく、
何十年ものあいだ、その元版からの複製という方法をとっているようです。

ところで、私などは普段、日本の出版社はもとより、
世界の数々の出版社から出されるフツーの楽譜を検索し、
編者や校訂者などもチェックしながら、作曲者の意図に忠実かどうか、
また自分の目的にあっているかどうかなどを考慮しつつ
楽譜を選んでいるわけです。
時には、非常に珍しい初版や自筆譜や、当時の生徒の楽譜に
作曲者が注意や書込みを加えたレッスン譜などに出会い、
興味深く読み進むものです。

ところが!この武久氏の点字楽譜ときたら、
前述の元版を作ったのが20世紀前半と軽く見積もっても、
その頃にイギリスの音楽図書館などにごく自然にあった
数々の(今では貴重な)初版をもとに、点字の元版が製作されたとみられ、
私が方々探し回って手に入れた初版と
武久氏の点字楽譜の内容が同じだったりするのです。(内心がっかり…必死で探したのに〜)

ですから、時々、点字楽譜と一般的な楽譜を読み比べたりすることがあります。
ほかの文献によって、「作曲者の意図は〜〜〜であった」などと知っている場合、
どちらが適切な楽譜なのかは読み比べるとすぐにわかります。
多くの場合、点字楽譜のほうがより純粋に
作曲者の意図が反映されている版となっていて、
これは大きな利点です。
 つづく

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